みなさまこんにちは。先日、ゲストスピーカーに、弁護士の石井宏之先生をお招きし、WebZoo会員向け勉強会「【No!炎上!!】フリーランスのための失敗しない契約書の作り方勉強会」をオンラインにて開催致しました。

会員さんをはじめ、初めてWebZoo勉強会にご参加された方もいらっしゃりましたが、皆様から「とても勉強になった」と嬉しい感想が続々と届いております＾＾

”契約書”というと堅苦しくて難しい印象を受けますが、契約書よりもライトな”発注書”に関する講義でしたので、案件の受注額が低い方や、フリーランスとして活動している方にとっては明日からすぐにでも実践できるような内容だったのではないかと思います。

普段みなさまは、どんな形でお仕事を受注されていますか？

見積書を提出しない方はあまりいないかと思いますが、発注書はどうでしょう？

見積書は、あくまで自分自身の希望を相手方に示すためのものでしかないので、相手からの意思表示である「発注書」でエビデンスを残した方が、何かあった時にもめることがありませんので、最低限発注書はみなさんもらうようにしてくださいね＾＾

参加された方からの質問で、「普段、クライアント様にチャットなどで送った見積書に対して「発注します！！」の返信をもって受注とみなし、作業を進めることが多いのですが、これは正確にいうと発注したことにならないのでしょうか？」というものがありました。

これに対し、相手方の合意がチャットやメールでエビデンスが取れているのであれば発注したことにはなるそうです。

ただ、案件が炎上したなどで、契約面で最終的にもめた時、裁判所に提出を求められるのは「発注書」だそうです。

また、発注書の備考欄に書いてあることなども契約上ちゃんと適用される部分ですので、先々のことを考えるとリスク回避のための発注書はマストですね。

みなさまも、少しでも頭の片隅に「発注書の必要性」について入れておいていただければと思います。

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