2023年1月オンライン交流会レポート「webディレクターの定義とは」
2023.01.28 (土)
こんにちは!2023年1月26日(木)21時〜23時半でWebZoo会員オンライン交流会を実施しました!^^
今回は「webディレクターの定義とは」という議題を元に、ディレクター会員さん中心に集まってディスカッションを行いました。
ディレクターという職種は、顧客折衝から制作進行管理、チームマネジメントまでやることが多岐に渡りすぎて、 総合的な力が必要不可欠がゆえ、どうしても企業において若手が育ちにくいという話題が出ました。また、会社の規模によっても対応範囲の広さが違うので、疲弊して辞めてしまう方も多いのでは?といった意見もあり、もっともなことだなと思いました。
私がweb業界に入った10年以上前はディレクターという職種は技術を極めたベテランが最終的になる職種だという印象が強かったのですが、最近は新卒からディレクターを育てるという企業も増えてきましたよね。個人的には、業界知識も現場経験も無いのに、どうやってディレクションするんだろう?と最初は思ったのですが、とある会員さんが、ディレクターとして必要な根幹は、「案件を進行させること」なので、若手は、最低限の「進行管理」はマストでやってもらうことでベテランがカバーすることで若手を育てていると仰っていて、なるほど!と思いました。
ディレクターという職種を更に細分化するイメージですね。
この辺りは、企業の規模や案件規模によって独自のルールを設けてもいいのかもしれません。
ちなみに一般的にwebサイト上に出てくるディレクターの種類には以下のような職種があるかと思います。
・クリエイティブディレクター
→クリエイティブ分野の現場監督
・アートディレクター
→ビジュアル面の責任者
・テクニカルディレクター
→プログラムなどシステムが絡む分野の責任者
責任の重さの順番でいうと、
クリエイティブディレクター>アートディレクター&テクニカルディレクター
となり、更にプロジェクト自体を作って見積もり対応なども行う総合責任者的なポジションに「プロデューサー」がおり、
プロデューサー>クリエイティブディレクター>アートディレクター&テクニカルディレクター
となるようです。
web制作の分野ではよく聞く話かと思いますが、webの範囲を超えたシステム開発などにおけるIT分野では、プロジェクトマネジメント(PM)というポジションが一般的ですね。
web制作におけるクリエイティブディレクターがPMポジションなのではないかと思います。
ディレクターとひとくくりにしても、その人が「どんなことやってきたか、どんなことをやっていきたいか。」によって色々と変わるので、〇〇系ディレクターというブランディングが必要になってきそうですね!!
その他にも、フリーディレクターの将来的な可能性とは?など、色々と面白い話が飛び交いました!
ご興味のある方は、ぜひ2月のオンライン交流会にご参加くださいませ^^
執筆担当:Maiko Matsue